Q.sweeepで前払費用を計上したいのですがどのようにすればよいでしょうか?
A.前払費用を計上するパターンはいくつかあります。順番に見ていきましょう。
- パターンA:7/31に8月分の通信費11,000円を支払う。
- パターンB:5月の水道光熱費1,100円と7月の家賃55,000円を6月25日までに支払う。
- パターンC:7月に受領した7月からの1年分の通信費132,000円を8/31に支払う。
- パターンD:7月から2年契約で契約している家賃110,000円について前月25日までに毎月支払う。
パターンA:7/31に8月分の通信費を支払う
このケースの場合では以下の仕訳を起票します。
| 借方 | 貸方 | |||
| 7/31 | 前払費用 | 11,000 | 普通預金 | 11,000 |
| 8/1 | 通信費 | 11,000 | 前払費用 | 11,000 |
sweeepでは以下の様に仕訳を行います。
伝票日付:8/1に設定
支払日付:7/31に設定
仕訳タブ:通信費/前払費用を計上します。

支払仕訳タブ:前払費用/普通預金を計上します。

sweeepで上記仕訳を登録すると以下の様に帳票が出力されます。
| 帳票 | 日付 | 借方 | 貸方 | ||
| 支払仕訳エクスポート | 7/31 | 前払費用 | 11,000 | 普通預金 | 11,000 |
| 仕訳エクスポート | 8/1 | 通信費 | 11,000 | 前払費用 | 11,000 |
| FBデータ | 7/31 | 11,000円の振込データが作成される | |||
※伝票日付を支払日付よりも遅い日付を登録した場合、支払サイトは正しく学習されていませんので、次回以降の日付を必ずご確認ください。
パターンB:5月の水道光熱費1,100円と7月の家賃55,000円を6月25日までに支払う。
※前提条件:このケースでは5月決算は既に確定している事とし、水道光熱費は6月で計上とします。
| 借方 | 貸方 | 備考 | |||
| 6/25 | 水道光熱費 | 1,100 | 普通預金 | 56,100 | 5月分の水道光熱費 |
| 前払費用 | 55,000 | 7月家賃 | |||
| 7/1 | 地代家賃 | 55,000 | 前払費用 | 55,000 | 7月家賃の振替 |
sweeepでは以下の様に仕訳を行います。
伝票日付:7/1に設定
支払日付:6/25に設定
仕訳タブ:
明細1に地代家賃/前払費用を計上します。(7月分)
明細2に水道光熱費に該当する金額を仮払金等のダミー科目で計上します。

※明細2でダミー科目を計上する理由について
sweeepでは仕訳タブにある金額が支払金額となり、FBデータもこの金額で作成されます。この為、明細2にてダミー科目を計上する事により支払金額の調整を行います。ダミー科目が不要な場合は会計システムにインポートする際に削除してください。
支払仕訳タブ
明細1に前払費用/普通預金を計上します。
明細2に水道光熱費を計上します。(5月分の水道光熱費を6月計上)

sweeepで上記仕訳を登録すると以下の様に帳票が出力されます。
| 帳票 | 日付 | 借方 | 貸方 | ||
| 支払仕訳エクスポート | 6/25 | 前払費用 | 55,000 | 普通預金 | 56,100 |
| 水道光熱費 | 1,100 | ||||
| 仕訳エクスポート | 7/1 | 地代家賃 | 55,000 | 前払費用 | 55,000 |
| 仮払金 | 1,100 | 仮払金 | 1,100 | ||
| FBデータ | 6/25 | 56,100円の振込データが作成される | |||
パターンC:7月に受領した7月からの1年分の通信費132,000円を8/31に支払う。
7月と8月にそれぞれ1か月分の費用を計上、8月の支払時に前払費用を計上した場合は以下の仕訳になります。
| 借方 | 貸方 | 備考 | |||
| 7/31 | 通信費 | 11,000 | 未払費用 | 11,000 | 7月分の費用 |
| 8/31 | 未払費用 | 11,000 | 普通預金 | 132,000 | 7月分の未払振替 |
| 通信費 | 11,000 | 8月分の費用 | |||
| 前払費用 | 110,000 | 9月~翌6月分の費用 | |||
| 9月以降 | 通信費 | 11,000 | 前払費用 | 11,000 | ※会計システムまたはsweeepで振替処理 |
sweeepでは以下の様に仕訳を行います。
伝票日付:7/31に設定
支払日付:8/31に設定
仕訳タブ
明細1に通信費/未払費用を計上します。(7月分)
明細2に8月分から翌年6月分までの通信費を仮払金等のダミー科目で計上します。

※明細2でダミー科目を計上する理由について
sweeepでは仕訳タブにある金額が支払金額となり、FBデータもこの金額で作成されます。この為、明細2にてダミー科目を計上する事により支払金額の調整を行います。ダミー科目が不要な場合は会計システムにインポートする際に削除してください。
支払仕訳タブ
明細1に未払費用/普通預金を計上します。
明細2に通信費を計上します。(8月分)
明細3に前払費用を計上します。(9月~翌年6月分)


sweeepで上記仕訳を登録すると以下の様に帳票が出力されます。
| 帳票 | 日付 | 借方 | 貸方 | ||
| 仕訳エクスポート | 7/31 | 通信費 | 11,000 | 未払費用 | 11,000 |
| 仮払金 | 121,000 | 仮払金 | 121,000 | ||
| 支払仕訳エクスポート | 8/31 | 未払費用 | 11,000 | 普通預金 | 132,000 |
| 通信費 | 11,000 | ||||
| 前払費用 | 110,000 | ||||
| FBデータ | 8/31 | 132,000円の振込データが作成される | |||
9月以降の振替伝票は会計システムで行います。sweeepで伝票複写機能や定期払い機能を利用して振替を行う事も可能です。
詳しくはこちら:伝票をコピーする
:定期払い
※振替伝票を作成する場合、支払は既に済んでいるので、支払方法を「その他」等、振込以外にしておくと誤ってFBデータが作成されることはありません。
パターンD:7月から2年契約で契約している家賃110,000円について前月25日までに毎月支払う。
仕訳はパターンAと同じですが、毎月発生する場合は定期払い機能を活用すると指定した期間で同じ内容の仕訳伝票が継続的に作成されるので便利です。
| 借方 | 貸方 | |||
| 6/25 | 前払費用 | 110,000 | 普通預金 | 110,000 |
| 7/1 | 地代家賃 | 110,000 | 前払費用 | 110,000 |
支払サイトが登録された状態で更新し、参照モード(編集ボタンが青い状態)で定期払いをクリックします。

定期払い登録画面にて登録します。支払仕訳は前月25日、仕訳は翌月1日で登録できます。

定期払い機能は、仕訳が最終承認された場合、または支払済のステータスに変更された場合、自動的に次の期間の定期払いの請求データが作成されます。
詳しくはこちら:定期払い